生活を快適にするために買ったものが、結果、快適さを遠ざけてしまったことがあります。
捨てたことでよくなったことを挙げてみます。
ソファ
ソファは使い勝手がいいです。
家に帰ってきた時にちょっと荷物を置けます。
脱いだ洋服をちょっとひじ掛けにかけておくこともできます。
取り込んだ洗濯物を、ちょっとの間置いておくこともできます。
読みかけの本もちょっと置いておくことができます。
とても便利です。
置ける所があると、人はつい、ものを置いてしまうものです。
でもそのちょっと、ちょっとが、部屋の乱雑さに直結しています。
我が家も例にもれず、ソファの上にカバンを置きっぱなしだったり洗濯物を置いたりしていたので、
ソファを捨ててみました。
捨ててよかったこと
ソファの上にあるカバン、本、洗濯物などなどを、所定の位置に戻す、という時間がなくなりました。
しかも、自分以外が出したものだと、穏やかな感情では片付けられません。。。
ソファ自体の掃除機がけや拭き掃除がなくなりました。
ソファって、意外と汚れます。
隙間のホコリとか。色鉛筆とかレゴブロックとかがはさまってたり。
クッションやカバーも定期的に洗濯をしていましたが、それもなくなりました。
ソファは大きいです。
なくなると、本当に部屋が広くなります。
ベッド
ベッドを捨てました。
捨ててよかったこと
何も置かない部屋を一部屋つくることができました。
夜は布団を敷きますが、日中は布団を上げるので、空きます。
棚を置きたい欲望と戦い(笑)、部屋には何も置いていません。
子どもの友だちが遊びに来た時に、プレイルームとして使うことができます。
これは単純に、我が家が狭くて部屋数が少ないからです。
広いお家で一部屋を各寝室として確保できる場合は、むしろベッドがいいでしょう。
布団の上げ下げ、布団干し、押し入れなど収納場所の確保は、効率的ではありません。
正直なところ、ホントは、ベッドで寝たいです(笑)
こたつ
家具の中で手放したものの中で、一番早く捨てたものが、こたつです。
その一番の理由は、みんな、動かなくなること。
もちろん自分も含めて(笑)
捨ててよかったこと
こたつを捨てたら、すぐに動けるようになりました。
家事育児をするときには、初動の早さはかなり重要(笑)
初動が遅れると、続々と連なる家事育児が、どんどん遅れていくことになります。
また、こたつでそのまま寝てしまう大人を見ることもなくなり(笑)ストレスが減りました。
冬の掃除が圧倒的に楽になりました。
掃除機をかける時、こたつ布団をめくったり戻したり整えたり
洗濯したり干したり
とにかく仕事が減りました。
洗濯をしていないと、「そろそろ洗わなきゃなー」と気になってしまいます。
でも冬になると、家でのこたつ経験がない子どもたちでも、
「ねえ、こたつ買おうよ~」
と必ず言います。
気持ちはよーくわかるけど、ごめんね。。。
サイクロン式掃除機
我が家のキャニスター型掃除機とコードレス掃除機は、紙パック式を使っています。
以前は両方サイクロン式掃除機を使っていましたが、ダストカップのゴミ捨て、水洗いが性に合いませんでした。
捨ててよかったこと
ダストカップを洗わなきゃ~。でも洗うの面倒~。
という、自責の念のモヤモヤが、なくなりました。
掃除は省エネしたいので、
掃除機で吸って、部屋がきれいになり、はい、掃除終わり~~!
の気持ちの後に、
ダストカップを空け、水洗いし、乾かして、という作業ができませんでした。
毎回洗う必要がないことはわかっていますが、ホコリまみれのカップを見ると、そのまま掃除機に戻すこと自体がストレスでした。
でもやっぱり、面倒で洗えなくて、「洗わなきゃー」の自責に悶々とするストレスが続いていたのでした。
紙パック式にすることで、自責の念から、解放されました。
紙パック式は吸引力が下がるようですが、フローリングと畳なので、問題なくきれいになります。
一点気になるのが排気ですが、換気と空気清浄機の活用で、問題を相殺するとして(笑)、自分としては問題なしとしています。
トイレマット、フタカバー、便座カバー一式
汚い話で申し訳ないのですが、トイレ使用時、拭くのが甘くて、意図せず、便座や床を汚すことはありませんか?
トイレマット、便座カバーにそれがしみこんだまま、その上に立ったり座ったりするのが嫌です。
一回使うごとに洗濯するわけにもいきません。
定期的に洗濯することすらままならないのに。
そこで、撤去。
捨ててよかったこと
掃除が圧倒的に楽になります。
たとえ汚れても、すぐに豆ピかで拭けば、3秒できれいになります。
トイレ関係のファブリックもの、そろそろ洗濯しなきゃーのストレスから解き放たれ、精神的にスッキリ。
私は、トイレに入るたびに、必ず豆ピカでどこかを拭いてから、使用します。
便器の蓋&蓋の裏
便座と便座裏
便器のふち
床
目に見えるところのホコリ
ドアノブ
そうすると、トイレはきれいに保てます。
毎回のトイレ前ちょこっと掃除が続けらるのも、ファブリック系を使わなくなったからです。
まとめ
家の中の物が必要か不必要かを判断する基準は、
住宅事情や生活スタイルや住人の性格によって、
かなり違ってくると思います。
物を持つということは、適切に管理することが求められます。
掃除に時間をかけたくないけれども掃除をしないと気になる、という自分にとっては、
物を減らすことによって、管理することを減らし、
「掃除しなきゃいけないのにできない自分はダメなヤツ」という自責のモヤモヤから解放されて
気持ちが楽になりました。
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