団地住まいなので台所が狭く、シンクの並びに食洗機を置けなかったので、食洗機を「可動式」にしてみました。
食洗機の機種、選ぶ時の基準、「可動式」ラックの選択、「可動式」食洗機のメリット、デメリットをお伝えします。
食洗機の種類
結論、選んだ食洗機はこちらです↓
Panasonic NP-TSP1
選ぶ基準
給水方法はタンク式
可動式の場合、まずは給水方法を確認してください。
据え置き型への給水方法には、分岐水栓とタンク式があります。


今回は可動させるので、タンク式一択となります。
蛇口を分岐水栓の仕様にして、食洗機を使用する時だけ水栓のアダプターを差し込むやり方も考えたのですが、
電気屋さんに聞いたところ、「不可能ではないが水漏れが起こるでしょう」と言われ、断念しました。
また、タンク式にも給水方法がいろいろあり、「どこから注水するか」ということがポイントです。
本体の上部から水を入れるか、下の方に水を入れる場所があるか。


これも、本体下部に給水できる方法の一択です。
後の、可動式ラックの選択肢のところでも説明しますが、排水を考えると、設置がシンク台の高さよりも上になります。
その高さで上部から給水となると、身長2m以上ないときついかな、という感じになります。
本体の大きさ&可動動線の確認
据え置き型にも様々な大きさがあり、内容量も一人用から五人用くらいまであります。
内容量よりも、本体の大きさ(幅と奥行き)を優先に考えるといいでしょう。
本体の大きさ、扉を開けた時の奥行や、動線の範囲など、実際に使う場面をシミュレーションしながら、機種を決める必要があります。
よくあるのは、本体は設置できたが扉が開き切らなかった、というもの。
可動式の場合、それに加えて動線確保が必要なので、よくシミュレーションしてみてください。
私は、同じくらいの大きさの段ボールを使って、実際の台所で動かしてみました。


排水方法
食洗機の排水は、本体の下の方からホースを流れて出てきます。
可動式にした場合、2パタンのやり方があります。
一つは、ホースをシンクの中に入れて、そのまま排水する方法。

もう一つは、下にバケツを準備し、そこにホースを入れて排水をため、停止後にバケツの水を捨てる方法。

我が家では、ホースを延長して、シンクに流すようにしました。
ホースがずれると惨劇になるので、大きめのマグネットクリップで固定しています。

扉の開き方
据え置き型食洗機の扉の開け方は主に2パタンあります。
リフトアップオープンドアとフロントオープンドア


Panasonicの中でタンク式の機種は、リフトアップオープンドアのみの選択肢になります。
メリットは、省スペースになることです。
高温洗浄後、扉を開けた状態で自然乾燥させておくことが多いのですが、
扉を開けたままでもスペースを気にせず動かすことができます。
デメリットとしては、食器の入れ方が不安定だった場合、扉を開けた時に食器が床に落ちる可能性があることです。
毎回開ける時は、食器が出てきていないか注意しながら開けています。
フロントオープンなら、例え落ちてくる食器があっても、扉で受け止めることになり床に落ちる可能性は低いでしょう。
オートオープン機能
シロカやAQUAなどには、運転後に自動で扉が開き、自然乾燥を促す機能があります。
Panasonicの据え置き型には、その機能はありません。
この機能、正直言って、欲しいです。
高温で洗浄するので、終了後に扉を開けておけば、蒸発して乾いてしまいます。
乾燥機能はかなりの電力を使うので、できれば自然乾燥させたい。
しかし、自動オープンではないので、
①洗浄終了後にすぐに扉を開けられるなら…「乾燥機能OFF」
②洗浄後すぐに扉を開けられないなら…「乾燥機能ON」
もし乾燥機能をOFFのまま扉を開けないと、ビッシャビシャのムッシムシの状態で放置になります。
一度、開けるのを忘れて寝てしまったことがあり、翌朝開けた時の絶望感。。。
お弁当箱などは取り出してすぐに乾燥をかけましたが、時間のロス&衛生面で気になりました。
リフトアップオープンの扉だと、自動で開くと、食器落下の可能性はあるので、仕方ないですね。
日本の大手メーカー
これは完全に私の偏見です(笑)
これまでジェネリック家電メーカーや中堅のメーカーの家電にいくつかトライしました。
しかしながら、結果、「壊れやすい」「機能が劣って不便」という点で、結局大手メーカー家電に買い替えた経験が何回かあります。
大型家電になるほど、買い替えは非常にストレスなので、はじめから日本の大手メーカーを買うようになりました。
日本の企業を応援するという意味もあります。
「可動式」ラックの選択肢
PanasonicNP-TSP1の食洗機にピッタリの、可動式ラックをご紹介します。
スチールラックなので、非常に丈夫です。
我が家では、こんな感じで使っています↓

幅、奥行きともに、棚板ピッタリのミラクル!!
落下防止のため、ポールの上部を空けて、四隅に柵があるような状態で使っています。
棚の高さを決める時に気をつけたいポイント
ホースでシンクに排水をする場合、シンクの高さよりも排水口(食洗機の背面下部)が高くなるようにしてください。
PanasonicのHPでも明記されています。
「排水バケツは下図のように置かないでください。
排水不良や逆流する原因になります。」

シンクに流す場合も、同じことがいえると思います。
また、運転が終わった後も、高低差がないとどうしても排水ホースの中に水が残ってしまいます。
我が家の場合、食洗機の排水口の高さとシンクの高さがほぼ同じなので、たわんだホース部分に残った水を、毎回捨てています。
はい。面倒です。
しかし設置のやり直し(重い食洗機を持ち上げて、棚板を外して、高さを考慮して棚板を設置し、食洗機を戻す…という)行程に向き合えず、そのままです。
ご紹介したスチールラックをお持ちの方はご存じと思いますが、このラックの棚板を外す作業が地味に面倒です。
丈夫なラックなので、その点はトレードオフかと思いますが。
ですので、ラックの棚板の高さとシンクの高さは、設置する前によくご確認ください。
(後からの変更はかなり面倒なので、他の棚板の高さも、使い方を決めてから設置することをオススメします。)
下に置くバケツに排水の場合は、棚の高さはそれほど考慮しなくでもいいと思います。
「可動式」食洗機のメリット
狭い台所でも食洗機が使えること
シンク周辺にスペースがない!という場合でも、食洗機を使うことができます。
ただ、これは食洗機全般にいえることと思いますが、
手洗いと比較してそれほど差があるのか、というと、正直やや疑問です。
予洗いが必要ですし、上手に食器を配置するパズル作業を含めると、水道代、手間、時間の面で、それほど大きな差は出ないのかもしれません。
大きな差が出るのは、ずばり「感情」の観点です。
特に夕食後、シンクにたまった大量の食器を目の前に、
「あー、これからこれ全部洗わなきゃいけないのかー、頑張らなきゃ…」
と思うのと、
「あー、たくさんあるけど食洗機が洗ってくれるし、ちょっと頑張るか」
と思うのとでは、例え同じくらいの時間がかかったとしても、後者の方がはるかに精神衛生上よいです。
私は更年期真っ只中ですが、感情が体の疲労感に与える影響が、以前よりも大きくなっていることに気づきます。
実際、夜に残っている体力気力も確実に落ちています。
そんな時に「頼れる存在」があるだけでも、気持ち的に楽に家事を進めることができています。
食洗機本体をきれいに使用できること
シンクに近い程、食洗機本体の外側に水はねがかかり、どうしても水垢などの汚れがつきやすいです。
しかし食洗機がシンクから離れているので、本体外側は非常にきれいな状態を保て、掃除が楽です。
「可動式」食洗機のデメリット
選択肢が少ない
可動式にすると、「据え置き型」×「タンク式」×「給水が下部」というのが必須条件になってきます。
そこに大きさの吟味は必要ですし、こだわりや機能も条件に入れると、どうしても選択肢が限られてきます。
給水が面倒
タンク式にすると、使う時に本体に水を入れる作業が必要です。
Panasonicでは、2リットルの給水用カップがついていて、私もそれを使って毎回給水していますが、正直、面倒すぎてうんざりしています。
2リットル×4.5杯です。。。
しかし解決方法はあります。
ホームセンターなどでホースを購入し、蛇口につけて水を入れるやり方をおすすめします。
我が家ももちろんやってみたのですが、蛇口が平坦でホースをうまくつなげられず、できませんでした。
給水ホースの作り方は、検索するとたくさん出てくるので、参考にしてみてください。
排水ホースのセットと片付けが面倒
運転開始前にはホースをシンクに渡し、マグネットで固定。
運転終了後はホースの中の水を捨ててから片付け。
これも、可動式ゆえのデメリットです。
最も大きなリスクとしては、「ホースのセットし忘れ」…
9リットルの排水がキッチンの床に流れ出てくる…
想像しただけで身の毛がよだちます。
これをしないように、ホースを注水カップにひっかけるようにしていて、注水カップを使う時に、ホースの存在に気付けるよう、工夫しています。

※背面の一部と側面がスチール製なので、マグネットがつきます。
ちなみに上の写真の注水カップのホルダーは、使わなくなったタオルハンガー(マグネット式)を縦にして使用しています。
Panasonicの使い心地
ついでにですが、Panasonicの使い心地を軽くレビューします。
・お米の多少のカピカピはきれいになる(予洗いありの場合)
・お弁当などプラ製品の油汚れは残ることあり(洗剤の問題の可能性あり)
・乾燥終了しても、コップやお茶碗裏のくぼみにはしっかり水がたまっている
・騒音は、同室であっても「あー洗ってくれてるな」程度で、うるさいとは感じない(個人差あり)
・食器を置く場所によって、洗いあがりに差があることも
まとめ
シンク周りには食洗機が置けない…と初めは諦めていましたが、可動式にすることで、食洗機を利用することができました。
多少の手間は必要ですが、それでも、導入してよかったと心から思っています。
参考になったら嬉しいです。

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