除湿機の種類と 衣類乾燥にオススメの機能

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梅雨時期の湿度対策に欠かせない除湿機。

また、通年の部屋干しには不可欠な除湿機。

家電店やネット通販では、かなりの種類の除湿機が発売されており、

どれがいいのか、迷うところです。

除湿機の種類や、オススメの機能をまとめてみました。

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除湿機の種類

デシカント式とコンプレッサー式とハイブリッド式の3種類があります。

デシカント式コンプレッサー式ハイブリッド式
仕組み製品内部のゼオライト
(乾燥剤)に水分を吸着させ、
乾いた空気を放出する。
取り込んだ空気が
製品内部の冷却器で
冷やされ結露することにより、
乾いた空気を放出する。
製品にコンプレッサーと
ゼオライトを内蔵し、
気温によって2つの
運転比率を変える。
適した
室温
冬場◎
夏場〇だが
暑くなる
夏場◎
冬場△除湿能力↓
年間◎
室温
変化
上昇↑↑
3~8度
上昇↑
2~5度
デシorコンの
運転様式による
消費
電力
大きい
(コンプレッサーの
2~3倍)
リーズナブルコンプレッサー式と
デシカント式の中間
大きさ軽量・
コンパクト
大きめ大きい
価格2万弱~2.5万2万~4万4万~5万
※価格は、6.3~8.0L(木造8~10畳 鉄筋16~20畳)の価格帯。価格ドットコムを参考。
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メーカーによる機能の比較

Panasonicシャープ三菱電機
除菌
機能
ナノイープラズマクラスター
フィルター
機能
高性能Wフィルター
部屋干し
機能
ツインルーバー
スウィングルーバー
広角ワイドルーバー
スウィングルーバー
部屋干し3Dムーブアイ
内部乾燥
機能
製品の
種類
デシカント式と
ハイブリッド式のみ
コンプレッサー式がメイン
ハイブリッド式もある
コンプレッサー式のみ
※製品の種類(価格)によって、「部屋干し機能」に差がある。

各メーカーで、洗濯物を乾かすための「衣類乾燥除湿機」を発売しています。

部屋干し対策のニーズが高まっていることがわかります。

基本的に、除菌機能orフィルター機能、内部乾燥機能は、各メーカーのどの製品にも搭載されています。

価格によって異なるのは、「衣類乾燥機能」のルーバー機能と、除湿能力(〇L/日)です。

※三菱電機の独自の「ムーブアイ」は、濡れて冷たい部分を感知し、そこを狙って風を送ってくれる機能だそうです。すごい。

比較的お手頃価格のものを発売している2メーカーについても、比べてみました。

アイリスオーヤマコロナ
除菌機能イオン発生器
(1機種のみ)
フィルター機能高機能フィルター
部屋干し機能スウィングルーバーワイドルーバー
スウィングルーバー
内部乾燥機能
製品の種類デシカント式と
コンプレッサー式
コンプレッサー式のみ
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部屋干しに不可欠な機能やポイント

衣類乾燥機能連続運転)

衣類乾燥除湿機と除湿機の違いは、「室内の室温や湿度に関わらず、ずっと除湿し続けてくれるか」ということのようです。

単なる除湿機の場合、ある程度の湿度になったら除湿機能が止まり送風だけになるものが多いようです。

洗濯物はとにかく早く乾かしたいので、常に乾燥した風を送り続けなくてはいけません。

部屋干しには、この「衣類乾燥機能」の連続運転は必須条件となります。

除菌機能

いくら洗剤や除菌機能が発達したとしても、生乾きの臭いというのは断ち切れないものです。

除菌が、実験部屋ではなく、一般家庭でどの程度の効果があるのか定かではありませんが…

できる限り臭いを抑えたい!

部屋の空気も気になる!

という方は、ナノイーやプラズマクラスター搭載の方が気持ちよく使い続けることができます。

広角ルーバー・
スウィングルーバー機能

除湿機は室内の湿度を下げてくれますが、積極的に洗濯物を乾かしてはくれません。

より早く乾かすには、「乾いた風」を直接当て続ける必要があります。

ルーバーが動かないと、風の当たっているところだけが乾き、他はしめっているという状態になります。

時間が経てばそのしめった部分も乾くのですが、臭いの発生を抑えたいので、「より早く乾かす」というのが大事です。

実は我が家の除湿機のルーバーは動かない機種で、本当に後悔しています(笑)

洗濯物の間隔をうまくあけて、ルーバーを動かし、全体に直接風を当てるのが正解です。

排水タンクの容量

排水タンクに水が満タンになると、運転が停止してしまいます。

湿度が高い日には、排水タンクに水が溜まるのが早くて、全部乾いていないのに途中で止まったまま…ということも多いです。

約2.5Lのタンクでは、部屋の湿度が70%くらいの時、衣類乾燥「強」で、5~6時間くらいのイメージです。(シャープのコンプレッサー式)

一日中or夜なか中ずっと干したい、という場合、より容量の大きいものがオススメです。

排水タンクの形

排水タンクは基本的に水が入っている状態が多いので、気づくとヌメリなど汚れがついています。

掃除は時々とはいえ、手間です。

本体製品の性質上、タンクは複雑な形をしている物がほとんどです。

そして、その細かい部分にこそ、汚れがたまります。

最優先のポイントではありませんが、よりシンプルな形がベターです。

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最後に

我が家では、除湿機+サーキュレーター、時には空気清浄機も使って、洗濯物を干しています。

「できる限り早く乾かす!」を使命に、素材の種類や衣類の形も考慮しながら、とにかく風を当てることに全力を尽くして生活しています(笑)

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