若いほど重要!デジタル終活を今すぐやるべき5つの理由~もし今自分が死んだら~

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今この時、何かのきっかけで、自分が死んでしまった時のことを、少し想像してみてください。

残された家族や友人が、自分のスマホやPCを操作する状況を・・・

いかがですか?

まずい・・・触らないで~

と思ったでしょうか?

ものすごく困るだろうな・・・あの情報は伝えておくべきだった・・・

と思ったでしょうか?

いずれにせよ思い当たる方は、デジタル終活、デジタル遺品の生前整理を、今すぐにやるべきです。

「終活」「遺品」などというと、どうしても高齢者のものと思いがちです。

若年層の方、ミドル世代の方にとってピンとこない内容であることは、実感としてわかります。

しかしデジタルに関して言うと、持ち主に万が一のことがあった場合、非常にシリアスな影響がでてくることは、想像しやすいのではないでしょうか。

本記事では、デジタル終活、デジタル遺品の生前整理を勧める理由について、まとめてみました。

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デジタル遺品とは

まず、デジタル遺品とは何でしょうか。

デジタル遺品とは

死後に残されたデジタル関連のもの。

例えば・・・

・パソコンやスマートフォン、タブレットなどの情報通信端末の本体

・それらに保存されたデジタルデータ:メッセージ、写真、動画、文書など

・外付けHDD、SDカード、USBメモリ、DVDなどの外部デバイス本体

・それらに保存されたデジタルデータ:写真、動画、文書など

・インターネットバンキング、FX、ネット証券、保険など金融に関する情報

・SNSのアカウント情報

・クラウドやゲーム、オンラインサロン、WebメールなどのWebサービス

・ブログやホームページなどのアカウント情報

・電子マネーの利用情報

・オンラインショッピング、オークションの情報

・利用中アプリの情報

などなど

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デジタル遺品生前管理を、年齢に関わらずやるべき5つの理由

とはいえ、まだ高齢者じゃないから今はやらなくていいかな~

と思った、若年層~ミドル世代のあなた。

実は、どの年齢層でもやるべきなのです。

年齢が若い程、突然の出来事によって、準備不足のまま情報端末を残すことになるため

高齢者の「終活」の中に「デジタル終活」という言葉もあるように、高齢者は準備をする必要性を理感じています。

一方で年齢が若い方の中で、終活を実行している方は少ないでしょう。

そして年齢が若いうちに万が一のことが起こる場合は、想定していない突然の出来事によることが多いわけです。

つまり、何も準備ができていない状態で、普段の生活そのままを残す状態になります。

特に独り暮らしの場合は生活が自己完結しているので、本人がデジタル関連で何を利用していたかについて、親や兄弟が全くわかりません。

すると目の前にある残されたスマホやPCに関して、遺族は全くのお手上げ状態になり、非常に困ることになります。

年齢が若い程、生活の中にデジタルが浸透しているため

ドコモの「モバイル社会研究所」の調査(2020年3月17日)によると、

40代以下では9割以上がスマホを所有しており、60代も8割・70代も約7割がスマホ」を所有しているというデータが公表されています。(調査対象:全国・15~79歳男女)

やはり、若い程スマホを持つ人が多く、つまり生活の中で活用していると言えると思います。

ミドル世代の筆者の実感としても、今の生活にはデジタルは不可欠です。

仕事、コミュニケーション、趣味、写真、金融関係、買い物・・・

生活のあらゆる面でスマホやPC、タブレットを使って生活をしています。

それをそのまま残すことは、遺族がやるべき事の負担が膨大になるということになります。

年齢が若い場合、残された家族がデジタルに「不慣れ」の可能性があるため

一概には言えませんが、ミドル世代の親世代はまだまだデジタルに不慣れな方々も多いです。

先にも出てきたドコモの「モバイル社会研究所」の調査によると、「70代も約7割がスマホ」を所有しているとあります。

しかしながら、その大多数がデジタルをあらゆる面で使っているかとなると、そうではない場合も多いでしょう。

SNSや写真、メールやゲームなどは使っていても、ネット上での金融関係や保険といった契約、取引に慣れている方は多くはないのではないでしょうか。

例えば遺族がネット銀行を利用したことがない場合、たとえ当人のIDやパスワードがわかったとしても、慣れていないと実際のオンライン上で操作をすることのハードルは非常に高いです。

サイトのログイン画面にたどり着き、正しい所に入力してログインボタンを押すという作業自体に、大きな不安や迷い、ストレスを感じることでしょう。

ログインできたとしても、デジタルに慣れていないと、そこからさらに迷子になる可能性もあります。

デジタルは見えないから

ひと昔前は、株券や保険証などの書類があればその存在に気づき、何かしら対処を考えることができました。

一方、デジタル遺品は実物が目の前にありません。

PCやスマホを起動しただけでは、全容を把握することは難しく、かなりの労力と時間を要します

オンライン上で完結させているものは、契約内容の詳細はもちろん、その存在にすら気づくことができない場合も起こりうるわけです。

質も量も変化しているから

デジタル以前の紙中心の時代とは、扱う内容そのものの質も、量も、変化しています。

質は、よりディープに・・・

量は、より膨大に・・・

自分の好きなこと、興味のあることに関して、追求しようと思えば簡単にディープなところに手が届きます。

そしてそれを保存することも、量には制限がないといっていいでしょう。

持ち主が万が一の場合には、それらをそのまま遺族が目の当たりにし、処理することになります。

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まとめ

以上、デジタル終活、デジタル遺品の生前整理をするべき理由についてまとめてみました。

付け加えると、整理をすることによって、今現在利用しているサービスについて把握できるというメリットもあります。

必要のない登録や、使っていないサービスを抹消したり、もしかしたら無駄に支払っている有料サービスの存在に気づくことができるかもしれません。

撮りっぱなしの動画や写真も、まとめるきっかけにもなるでしょう。

ずばりデジタルの整理整頓ができて、スッキリできます。

自分の死後のことは、自分はいないのだからどうでもいい、という考え方もあるかもしれませんが、少しでも悔いを残さずに、立つ鳥跡を濁さずに、とお考えの方は、デジタル遺品の整理に着手することをお勧めします。

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