薬の飲み忘れには、2種類あると思います。
1薬を飲んだかどうか忘れること
2薬を飲むこと自体を忘れること
歳を重ねるごとに、どちらも起こることが多くなってきました。
悲しいことですが、受け入れていくしかありません。
でも現実。すぐに受け入れました(笑)
そこで、自分なりの工夫をしています。
薬の飲み忘れ1の工夫
若い頃には起こらなかったこと…
薬の飲み忘れをするようになりました。
正確に言えば、「あれ?食後の薬、飲んだんだっけ…?」
という、“飲んだか飲んでいないのか”忘れてしまう現象。
玄関を出てだいぶ歩いた後に、「あれ、鍵、かけたっけ…」
トイレから出た後に何かやっているとふと、「あれ、水、流したっけ…」
という感じに似ています。
大方の場合、ちゃんと鍵もかかっているし、水も流しているんですけどね。
確認するまでのあのソワソワ感、嫌なものですね。
…さて、薬の話です。
飲んだ記憶はうっすらとある。
しかし、確証がもてない。
飲んだのは昨日の記憶かもしれない…という曖昧な感覚による、
自身の認知機能の低下に、軽く絶望を覚えつつ…
ひと工夫しています。
薬を処方してもらったり買ってきたりしたらすぐに、薬の包装に日付と飲むタイミングを書く。
こうすれば、その日の分を飲んだか飲んでいないか、一目瞭然。
飲むタイミング(朝食後、寝る前など)も、自分がわかるように書いておきます。
複数の薬で飲むタイミングが違う時(薬Aは3食後、薬Bは寝る前のみ、など)に、袋を確認せずともわかります。
専用のケースに移し替えたりする手間もありません。
この工夫をするようになって、「あれ?昼食後は飲んだっけ?」と思い悩む時間と労力を(笑)使うことがなくなりました。
「よし、今日の分、ちゃんと飲んだぞ」という確信をもっていられることは、意外にも精神的にいいです。
当方、数年前からひどい花粉症です。
この何年間かの間に、3回ほど、薬を飲み忘れたことがありますが
翌日、人として使い物になりません(笑)
ですので、薬をちゃんと飲む、ということが、自分の自信につながったりします。
薬の飲み忘れ2の工夫
飲むこと自体を忘れてしまう場合も、工夫が必要です。
毎日飲むことがすでに習慣になっている場合は、必要ありませんが、
花粉症や風邪など、一定期間だけという場合には、
習慣になっていないので、忘れがちです。
そういう場合には、
毎日必ず行う事、既に習慣になっている事に、新しい習慣をくっつける。
具体的には、薬の置き場所を工夫しています。
・薬の置き場所=キッチンの目の高さ
にしています。
朝、昼、夜、必ずキッチンに立つ習慣があるので、そこに、薬をくっつけます。
マグネットクリップで薬のシートをはさみ、目の高さに貼ってあります。
・寝る前の点鼻薬=歯ブラシの隣
夜の歯磨きタイムに目に入るので、忘れません。
各食後なら、カトラリー入れの隣に置いておき、食事の時に食卓に一緒にもっていくのもいいかもしれません。
他には
飲む時間にアラーム設定をする。
も有効ではないかと思います。
スマホのアラームで、薬を飲みたい各時間にセットしておけば、ピピピと聞こえれば「あ、飲まなきゃ」と思い出すことができます。
このアラーム設定は、生活の中でも使っています。
例えば、こどものお迎え時間に設定。
習い事のお迎え時間は、ちょうど夕食づくりの時間と重なっていることが多いです。
料理に集中していると、時間を忘れがちになるので、お迎えに出る時間の5分前にセットしておくと、料理をしながら時間を気にすることがなくて、気持ちが楽になります。
まとめ
薬の飲み忘れには2種類あって、
それぞれ、
薬を飲んだかどうか忘れる
↓
薬の包装に日付を記入する
薬を飲み忘れる
↓
毎日普通にやることにくっつける
アラーム設定する
という工夫ができます。
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