「名もなき家事」は有名ですが、この「イスの脚のウラの掃除とフエルト交換」というのは、名もないし、さらに家族に存在すら知られていない家事です。
家族が知らない家事ナンバー1なのではないでしょうか。
でも、掃除やフエルトの交換は、大変ですし考えるだけで気が重くなります。
なぜ大変と感じるのか、そして楽になる工夫を書きます。
イスの脚ウラの掃除は大変
鏡を拭けば、必ずきれいになります。
掃除機をかければ、必ずホコリや髪の毛が取れてきれいになります。
目に見えてわかるから、掃除をしていると家族も気づいている(はず)。
ところが、イスの脚の裏は、ホコリがついてようときれいにしようと、
目に見えないところなので、絶対にわかっていない。
しかも、絶対にわかってもらえない場所なのに、掃除の頻度が高く、面倒。
<イスを倒して、屈んで、こびりついたホコリや髪の毛を取る>
あれ?
文字にすると、あまり大変ではなさそうになりました。
でも、なんで大変に感じるのでしょう。
それは、
①数が多い(イスの数×4本分)
②イスを倒すときに、そっと倒さないと床やイスを傷つけてしまうので、力がいる
③イスを起こすときも、そっと起こすので、力がいる
ということで、
字面よりも時間と力がかかることがわかります。
当方、腰痛もちなので、中腰がツライ(泣)
それに加えて、おそらく、精神的負担が大きいようにも思います。
「時間と労力をかけても、どうせみんな気づいてくれないしなー」
という。
そこには、「気づいてもらえない」「感謝されない」というマイナスの負荷があるのかもしれません。
掃除は、「家をきれいに保つ」ということが主目的なので、
こんなことで精神的負担とか言っているのは、邪道、甘え、怠慢、ものぐさ、怠惰、ずぼら、、、
はい、その通りです。否めません。
ですので、工夫をしてみました。
イスの脚うらのフエルトを、ポリエチレン製に
イスを使っていると、
床を傷つける
ガタガタ音がする
引きずりにくい
という問題が起こります。
そのため、脚うらにフエルトを貼っているご家庭も多いと思います。
しかしながら、イスの脚うらというのは、本当に汚れやすいです。
ホコリ、髪の毛、小さな紙のカケラ、食べこぼしたパンくず
床に落ちるいろいろなものを地道に収集しています。
しかもものすごくつぶれる・・・
どうにかならないかと思いながら、コーナンにて、フエルト素材の傷防止シールを見ていると、隣に、これが。
試しに買って、さっそく使ってみました。
第一印象
すべる!!!
スケートリンクかと思うほどすべる(大袈裟)
もちろん傷防止になっているので、これで様子を見ることにしました。
約一か月後
悩みだったホコリ、髪の毛がほとんどくっつきません。
これは素晴らしい結果。
厚みもほとんど変わっていません。
最初よりすべり具合はよくないですが、普通にすべるので、使用には問題ありません。
すべり材の表面には無数の傷がついています。
しかし、床には目立った傷は見られませんでした。
フエルトと比べると、掃除が断然楽になりました。
脚うらのフエルト交換には、マステを
正直、掃除だけならまだたやすいのです。
まだノコノコレベル。(いきなりマリオ)
大きな問題は、フエルトの交換なのです。
クッパレベルです、これは。
百均のフエルトを長年使っていましたが、重みが加わっているためか、はがすのが容易でない。
ほんと、なんの苦行かと思うほど。
指だけでははがしきれず、ナイフを出してきて、こそげ取りながら取り除く。
もう私にとってはDIYの領域となります。
ガリガリガリガリ…あ、脚本体も削っちゃった(涙)・・・
十数年やってきてやっと、ふとひらめきました。
マステで貼れば、はがしやすいのでは?
さっそくやってみました。
まず、脚に直接マステを貼り、切るなどして形を整えます。
その上に・・・
すべり材を貼り、形を整えて完成です。
一か月後
マステは、はがれます。
もちろん、すべり材と共に。
これで、交換もパタパタレベルくらいになりました。
まとめ~掃除と交換を楽にするには~
イスの脚うらの掃除・交換は、家族が気づかない家事ですが、やっぱりやらなくてはいけません。
・フエルト素材でなく、ポリエチレン製を貼る
・交換するときには、マステを先に貼る
これで、スターマリオの無敵状態とまではいきませんが、ファイヤーマリオくらいに、敵を倒しやすくなったのではと感じています(最後までマリオ)。
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